国家予算は元来一本建てとすることが理想です。しかし、今日のように財政の範囲が拡大し、多様化すると、行政能率の向上をはかるため、特定の歳入歳出を一般のそれと区別する必要があります。この一般の歳入歳出を一般会計と呼び、特定の歳入歳出を特別会計と呼びます。一般会計は国家の基本的経費、つまり社会保障、国防、外交、教育、治安などに必要な経費が盛り込まれ、財源としては租税、印紙収入、雑収入、公債金などが充てられます。これは地方公共団体にしても同じで、その基幹部分は一般会計として編成されます。これに対し特別会計は、特定の事業ごとに設けられます。
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